あの頃の私は、
毎日イライラしていました。
特に、旦那さんに。
旦那さんは朝早く仕事に出て、帰ってくるのも夜遅い。
必然的に、子どものことはほとんど私が一人でやっていました。
いわゆる、毎日ワンオペ。
もちろん、旦那さんが仕事を頑張ってくれていることは分かっていました。
でも、
「私だって毎日頑張ってる。」
「私には休みなんてない。」
「どうして私ばかり…。」
そんな気持ちが、少しずつ積み重なっていきました。

旦那さんの実家は近くにありました。
でも、義理のお母さんが亡くなっていて、子どもを預けることもできませんでした。

頼れる場所もない。
自分の時間もない。
身体も重い。
心にも余裕がない。
そんな毎日でした。

そして、気づけば私は、
旦那さんの顔を見ることすら嫌になっていました。
旦那さんが帰ってくる頃には、私はもう寝ている。
朝、旦那さんが仕事に行く時も、見送らない。
会話もほとんどない。
同じ家に住んでいるのに、まるで別々に暮らしているような状態。

そんな家庭内別居のような生活が、2年ほど続きました。
毎日のように、
「もう別れたい。」
そう思っていました。
「こんなに辛いのは旦那さんのせい。」
本気でそう思っていた時期もあります。

今だから言えることですが、
当時の私は本当に苦しかったんだと思います。
もちろん、夫婦のことなので、旦那さんにもいろいろな思いはあったと思います。
でも、あの頃の私は自分のことで精一杯。
疲れている。
眠い。
太ってしまった自分が嫌。
自分に自信がない。
自由な時間がない。
誰かに「頑張ってるね」と言ってもらいたい。
でも、そんな余裕もない。
そんな状態で、家族に優しくすることなんて、私にはできませんでした。

今振り返ると、
旦那さんが嫌だったというより、
そんな自分自身が嫌だったのかもしれません。
本当は、
もっと笑いたかった。
子どもたちと楽しく過ごしたかった。
旦那さんとも普通に話したかった。
家族で笑える家庭にしたかった。
でも、どうしたらいいのか分からなかった。
だから、誰かのせいにすることでしか、自分の気持ちを保てなかったのかもしれません。

そして、私が少しずつ変わり始めたのは、
「旦那さんを変えよう」
と思ったからではありません。
自分を変えてみよう。
そう思ったことが始まりでした。
身体を変えたい。
もう一度、自分に自信を持ちたい。
鏡を見て落ち込む毎日を終わらせたい。
自分のことを、もう少し好きになりたい。
そんな小さな気持ちからでした。
そして不思議なことに、
自分が変わり始めると、
少しずつ家族との関係も変わっていきました。

今の私が、当時の自分に声をかけるなら、
「あなたはダメなお母さんじゃないよ。」
「あなたが弱いわけでもないよ。」
「ずっと頑張っていたんだよ。」
そう言ってあげたい。
そして、
「自分を大切にしていいんだよ。」
と伝えたいです。

40代、50代になると、
子どものこと、仕事のこと、親のこと、家族のこと…。
まだまだ自分以外の誰かを優先する毎日が続きます。
だからこそ、
自分を後回しにしすぎないでほしい。
自分の心が満たされることは、わがままじゃない。
自分を大切にすることは、家族を大切にすることにもつながる。
私は、自分の経験を通してそう感じています。
そしてここから私は、
少しずつ「自分を取り戻す」ための一歩を踏み出していきました。

次回は…
第6話「ダイエットで最初に失敗したこと」
「今度こそ痩せる!」
そう決意した私が、最初にやったこと。

実は、今思えば絶対に続かないダイエットでした。
そして、そこから私は何度も失敗します。

その経験があったからこそ、今、300名以上の女性のダイエットをサポートする中で伝えたいことがあります。